■  必須アミノ酸ってどうよ?



私たちの生命を維持してくれるたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸にはこれまで紹介した他に、酵素の活性部位などを形成するのに用いられる「スレオニン」、生体内で必要なさまざまな物質をつくるのに用いられる「メチオニン」、ヒスタミンなどをつくるのに用いられる「ヒスチジン」、チロシンとともに多種の有用なアミンなどを作るのに用いられる「フェニルアラニン」と「トリプトファン」があり、これに「イソロイシン」・「ロイシン」・「バリン」・「リジン」を加えた9種類のアミノ酸を”必須アミノ酸”と言います。

この必須アミノ酸は、体内で合成されないため、食品や飲料から意識的に摂取しなければなりません。なかでも、「リジン」は代表的な必須アミノ酸で、最も不足しやすいと言われるアミノ酸です。

必須アミノ酸はその全てをバランスよく摂取しなければ有効利用されません。これについて、よく”アミノ酸の桶”という例を上げて説明されます。9種類のうち、一番含有量の少ないアミノ酸を一番背の低い桶板に例えて、いくら満杯にしようとしてもそこから水が流れてしまう、つまり”アミノ酸の含有バランスが悪い”という事になる訳です。

私たちがカラダにとりいれる好ましいアミノ酸のバランスは国際機関によって定義されており、このパターンと比較して、相対的に最も少ないアミノ酸を「制限アミノ酸」と言います。そして、これを補ってゆく必要があるのです。

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